IL BISONTE 電池交換メンテナンス

2017.4.24お預かりのIL BISONTE 電池交換メンテナンスです。

竜頭の動きをチェックして。

遊び革の状態もチェックします。

ガラスの曇が気になると言う事で拭き取りもご依頼です。
拭き取りか、洗浄かは作業を進めてみないと判断がつきません。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

スペーサーを外します。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。拭き取りで進めておりましたが
曇りが「サラッ」としたものでは無く。
拭き取りではマダラになりそうですから洗浄にします。

この判断基準ですが「ベルトが外せない」「目盛リングが外せない」「ケースの塗装&装飾が剥がれそう」等の状態であれば拭き取りで対応するしかありません。

尾錠も外して洗浄と思いましたが。

バネ棒ではなく、革を巻いて縫ってあり。これは脱着不可となります。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ガラスの曇りもスッキリ。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可