THEHORASE 電池交換
2017.7.24お預かりのTHEHORASE 電池交換です。
Cartier must21 Chronoscaphのついでに同梱です。
電池交換自体は”はめ込みタイプ”ですから構造は簡単。
しかし、こういう大きな時計は開閉が大変で。
無事に裏蓋を閉めるまで安心が出来ません。
遊び革の状態もチェックします。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。開けるのも堅かったですから閉めるときの難易度は高いでしょう。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。綺麗な状態で、殆ど未使用です。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。ですが不動。
スペーサーを外してみますが汚れや湿気も無く。これは未使用に近いので油が回っていない。
強制運針器に掛けて、しばらく回転させると動き出しました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
時間を合わせて電池交換完了です。5時間は問題無く動いており大丈夫でしょう。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。