BVLGARI CALIBRO 303 電池交換メンテナンス
2018.9.3お預かりのBVLGARI CALIBRO 303 電池交換メンテナンスです。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。このスクリューバックですが多角形に合うコマが無いと回せません。ですが、そのコマは持って居らず、普通のスクリューバック・オープナーで開けますからキズが付きます。また「ムーブメント取り出し」が出来るか?洗浄まで出来るか?触ってみないと分かりません。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。CITIZEN汎用ムーブメント。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
外したいですが黄色い箇所、接着剤で留めてあり外せません。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。(ピンボケましたが)
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
裏蓋も洗浄して綺麗になり、パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ゼロ位置合わせが出来るかプッシュボタンの確認。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。