JEAN Pall GAULTIER 電池交換メンテナンス
2018.7.10お預かりのJEAN Pall GAULTIER 電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
ブレスは伸縮バンドのSバンドです。
ガラスの中に繊維くずのようなものが?
これは洗浄で綺麗になるでしょう。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載ですが、かなり格闘の痕跡があります。
これは後で磨くことで若干は目立たなくなるでしょう。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントでですが「電池が入って居ない?」。
作業の前に電池を入れて動作確認ですが問題無く動きました。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
この繊維は何でしょう?
パッキンを外して劣化具合をチェックしますがパリパリでゴムが折れます。
これは後で交換します。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻します。
裏蓋の傷は綺麗になりましたが写真写りが良すぎです。
よく見たら「CITIZENキャリバー」でした。
ブレスも洗浄して綺麗に。
バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。