OAKLEY 電池交換
2021.4.13お預かりのOAKLEY 電池交換です。
2014年にもお預かりの腕時計。
2本届いたうちの1本で、もう1本は「こちら」
竜頭の動きをチェックして。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。前回のお預かりURLから、ネジの1本は折れていたはず。裏蓋ネジは六角レンチで回します。
金属の裏蓋とウレタンが貼り合わせてある裏蓋でしたが。もうウレタンが限界を超えており、加水分解が進み前回の時より割れて欠けが凄い。洗浄したら粉々になるでしょう。
裏蓋ネジですが
裏蓋の裏側もチェックします。
触るとねっとりしており「加水分解状態」です。
これがムーブメントで。
このネジが折れて残っております。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ネジは洗浄して綺麗になりました。
折れたネジは締められず。
接着剤BONDIC、紫外線で固まるタイプ。
ウレタン・バンドも洗浄すると一気に加水分解に進みそうですから。
今回は電池交換のみ（洗浄なし）1.550円コースとなります。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。