RED MONKY/ELVIS 電池交換・ガラス交換
2019.12.9お預かりのRED MONKY/ELVIS 電池交換・ガラス交換です。
2本届いたうちの1本。
ガラスの曇が気になりますが洗浄で綺麗になるでしょう。
バネ棒を外して本体を外さないと裏蓋に触れません。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。ところがこのスクリューバック信じられないくらいに固い。おそらく錆で固着しているか?
開きましたが錆も無く。結局は「はめ込みタイプ」でした(-_-)
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
電池格納部をチェクして動作確認。
竜頭の動きをチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたが数字が綺麗に洗い流されました。
ラッカーで簡単に墨入れ。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ガラスの曇りもスッキリしたところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
そしてもう1本は「RED MONKY」ガラス交換です。
ご依頼は修復ですが、交換となります。
本体を革ベルトから外します。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
脱着が出来るかどうかが問題ですが、外れそうですね。
欠けているのは表面だけですから防水機能には影響はありませんが。次の衝撃にはかなり脆いでしょう。
厚み1.24ミリ。
直径29.52ミリですから注文します。
ガラスが入荷して装着します。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス&ガラス交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。