RIP CURL 電池交換メンテナンス
2020.4.29お預かりのRIP CURL 電池交換メンテナンスです。革ベルトの交換もご依頼でしたのでお断りしましたが。「電池交換のみ」で良いというこでお預かり。
さて到着してよく見ます。革ベルトの端が弓環の様に固めてあり。こういうタイプは「専用バンドのみ」となります。しかし、こういう雑貨ブランドでは「交換用バンドは用意していない」でしょう。
確かに痛みは激しく、時計は洗浄コースですから革ベルトの痛みが目立つようになります。
竜頭の動きをチェックして。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
作業の前に電池を入れて動作確認。電池格納部をチェクします。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗に。
さて革ベルトですが、このまま送るか?。または既製品をこちらで購入して取付して送るか?
こういうタイプの既製品はあり得ませんから、普通の革ベルトになりますが。
楽天で購入して翌日、到着。
早速、取付は完了。
バネ棒はブルガリの様な「爪で縮めることが可能」。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。古い革ベルトも一応、同梱で発送となりました。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。