SEALANE Chronograph 電池交換メンテナンス
2021.6.21お預かりのSEALANE Chronograph 電池交換メンテナンスです。
ガラスの曇が気になりますが洗浄で綺麗になるでしょう。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
クロノ針(小さな針)が脱落しているという事ですが、長針の指すところにあります。
弓環の汚れもチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。先に針を取り付けます。
ケースの内側もチェックして。
黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。ガラスが曇っていたくらいですから、ムーブメントに湿気の痕跡があります。この程度は動作に問題は無いでしょう。
スペーサーを装着。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
ベルトごと洗浄で弓環の汚れも綺麗に。
バックルの汚れも綺麗になりました。
ガラスの曇りもスッキリしたところで。
時間を合わせてバンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。