SKAGEN 331LSLB 電池交換

2020.8.18お預かりのSKAGEN 331LSLB 電池交換です。
申込時に「洗浄コース」というご依頼だったので。
出来るかどうか現物を見てからです。(と返答)

http://akiyose.com/battery-exchange/other7/skagen-331xlslb.html
↑こちらと同様のサービスで。(というご依頼)
こちらとしては、内部が同じ状態なら可能ですが見てみないと分からない。
話しが、ややこしくなっていきそうなので「現物をみてからの判断ですから
それで託す気持ちが失せたらキャンセルで、宜しくお願いいたします。」
と回答しておきましたが、到着いたしました。
基本、雑貨ウォッチの類いは何が起こるか?起こっても修復出来ない。
修復するとしたら同じ時計を1本、購入しないと始まらない様な状況になるため。
直しても後の解説に手間が掛かりすぎるので出来ればキャンセルして欲しいのが本音。

こういう場合「洗浄コース希望、出来る範囲で構わない」として頂ければ受けますので、なるべく言葉少なくお申し込み下さい。

竜頭の動きをチェックして。

遊び革の状態もチェックします。

ベルトを外さないと作業がしずらい構造ですから外します。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。保護シールが貼ったままですが隙間に錆が発生しており。そろそろ剥がさないといけません。

糊と錆を後から綺麗にします。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。

竜頭は洗浄出来ますからあとで洗浄。

ケース丸ごと洗浄が出来ませんから、ここはこのままです。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックします。

ガラスの曇が気になりますから後で拭き取ります。

ケースの洗浄は出来ないものの、クロスで拭いて、ガラスも拭いて綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可