TIMEX Chronograph 電池交換メンテナンス

2022.5.19お預かりのTIMEX Chronograph 電池交換メンテナンスです。

メンテナンスコースのご依頼ですが、タイメックスはムーブメント取り出しが出来るのか?現物次第が多いです。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

メッキが浮いて剥がれております。ケースのメッキの質が悪くあまり洗浄はしたくない。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。先ずは竜頭が抜ける構造なのか?

抜ける構造ではあり、竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

ところがムーブメント取り出しは出来ず、竜頭パイプは汚れを拭き取ったのみです。

本来ならこの状態で下向ければムーブメントがポロリ!と出て来ますが。文字盤がケースとベゼルの間に挟まる構造です。よってベゼルの脱着が必要になりますが、ベゼルがパッキンでは無く、接着剤を硬化させる事でパッキンの役目を果たしている?とにかく外すのは強引に出来ても戻すのが厄介な事になるか、戻せなくなる可能性がありムーブメント取り出しは諦めます。

汚れは拭き取り電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

ゼロ位置合わせが必要です。

時間を合わせて電池交換、半メンテナンス完了です。

 

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可