MUSK 2047 クロノグラフ
2016.5.5お預かりのMUSK 2047 クロノグラフ電池交換メンテナンスです。
2012年と 2014年にもお預かりの腕時計。
細部にはホコリが詰まっておりますが、こういう状態こそ洗浄が活きます。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
弓環の汚れもチェックします。
プッシュボタンのストロークが鈍いですが、洗浄で解消されるでしょう。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
弓環やラグ部の汚れも洗浄して綺麗になりました。
ブレスを取り付けますが弓環に隙間が空きますからバネ棒は交換します。
バネ棒も太さによっては特殊部品になりますが、この太さは汎用サイズ。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。