NIXON Simplify THE 51-30 クロノグラフ電池交換メンテナンス
2021.12.23お預かりのNIXON Simplify THE 51-30 クロノグラフ電池交換メンテナンスです。
2本届きましたので一緒にこちらで紹介です。
竜頭は普通とは逆で9時側に付いております。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
バックルのバネ棒も洗浄します。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
スペーサーを外して文字盤の裏側もチェックしますが異常はなく。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
もう1本は「インデックスの干渉」。
「9」の数字が外れております。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋を開けようとするとバンドが「パラリ」と外れました??
Cリングピンの摩耗によるようですが交換する程でも無いでしょう。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ケースの内側もチェックしますが異常はなく。
薄く9の文字の糊の跡が見えますが、糊だけで文字盤に穴が空いていない。
接着剤で貼り付けるしかありませんが付くのか?
ソーラーですから文字盤がガラス状でツルツルしております。
瞬間接着剤の強力なもので取付完了。一晩乾燥させて、翌日ケースに収めるとパラリと落下。やはり付かないようですが粘着性の接着剤なら付くかもしれませんが文字盤が汚れますので、もう除去することにします。
外したパーツを戻していき。
時間を合わせてインデックスの干渉の解消完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。