NIXON Simplify THE 51-30 クロノグラフ

2016.6.6お預かりのNIXON Simplify THE 51-30 クロノグラフ電池交換メンテナンスです。

ガラスの曇が気になりますが曇りというかキズ?何かホコリのようなものが膜状になっているので洗浄で落ちるかどうか、やってみないと分かりません。

全体的に変色が凄いですが何か薬品でしょうか?
以前に、温泉で変色したという事例もありました。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。この痕跡は普段、革ベルトの引き通しでしょう。

さて「文字盤の四角いのとってください」とありましたが・・・。
さて何の事か?文字盤の□とは「奇数数字の棒字」の事か?

これか・・?となると何処に付いていたものか?
目盛リングと思われます。これが外れているのは初めて見ました。
取れる物なのですね・・・。これは取付出来ないでしょう。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックして。

これは摘まみ出すにも摘まめず。金属片では無く塗膜片といった雰囲気ですから
貼り付ける事は出来ません。除去するしかないです。
接着剤で貼り付けるとしても摘まめないものを貼るには手間が掛かり過ぎます。
そして貼っても固定出来るかどうかも分かりません。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

これでもかなり綺麗になりました。変色がありますから見栄えが変わらない。

ガラスの曇りもスッキリしたところで。

ゼロ位置合わせを行って。電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可