U.S. Polo Assn. メンズ US9047(アナデジ)
2016.7.24お預かりのU.S. Polo Assn. メンズ US9047(アナデジ)ちう名前らしいです。
ウレタン・バンドは外して到着。
竜頭とプッシュボタンの動きをチェックして。
前回の「BOUNCER」に続きウレタン・バンドの一体風の構造と思われますラグ部の構造。
これも脱着は厄介なタイプと思おります。バンドが付いた状態なら返却していたでしょう。
それくらいこの雑貨の複合ウォッチは手間が掛かって壊れる可能性が高く。
それにバンドの脱着は厄介では触りたくも無いジャンル。
この方、壊れてもNC・NRですから受けておりますが気持ちが良い受付ではありません。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
ガラスの曇が気になると言う事ですが曇って居るのか?
角度を変えてもそうは見えないですが開けて見ましょう。
開け口がずれておりますから初めて開ける蓋では無いでしょう。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
電池格納部をチェクするとアナログ用電池にスペーサーが乗せてあります。
乗せてあるだけ。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
ケースの洗浄は出来ない構造ですから拭き取りのみ。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
竜頭を抜くと長針はブラブラの状態で壊れたか?とヒヤッとします。
気を取り直して、壊れたら返却すれば良いだけと言い聞かせながら作業を進めます。
ケースの内側もチェックして。
黒い物の上に置けば曇りの痕跡が見えます。
目盛リングがあり、はめ込みタイプの裏蓋ですから洗浄は不可です。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
このページを見たとご依頼を考えて居られる方に警告です。
壊れたら直らずそのまま返却で、無事に動いても費用は3.100円では済まない覚悟で宜しくお願いいたします。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。