Exceed A690 T001238TA 電池交換メンテナンス
2022.4.24お預かりのExceed A690 T001238TA 電池交換メンテナンスです。
2018年にもお預かりのモデルですが少し違うようです。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。ステンレス無垢でも重厚な無垢バンド。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
裏蓋ネジは錆びておりますので洗浄します。
裏蓋の裏側もチェックして。サビが凄いですがパッキンが効いていた事がよくわかります。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメントですが文字盤の縁にまでサビが及んでおります。
これはヘラで削って綿棒で拭き取ります。
ケースの内側までサビが及んでおります。
竜頭からでは無さそうですね。
文字盤の拭き取り完了。
若干は残りますが隠れて見え無いでしょう。要は錆びた粉が散らなければOK.
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
内側も洗浄して綺麗になりました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンは交換してシリコン塗布をし裏蓋に戻し。
ネジも洗浄して綺麗になりました。
洗浄器から取り出すとバックルが外れておりました。
この棒が差し込まれただけの構造。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。本来はカレンダー情報を入力が必要ですが分からないので「時計のみ」でご使用ください。 安く買えるようなら一度この重厚感を味わってみるのも悪くない一品ですね。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
(2016年現在)