SEIKO Chronograph 7T92-0CF0 電池交換
2021.10.5お預かりのSEIKO Chronograph 7T92-0CF0 電池交換です。
2020年にもお預かりの腕時計。こちらはまだ1年ほどですから今回「ゼロ位置合わせ」のみ。
3本届きまして他2本は電池交換です。
まずは「ゼロ位置合わせ」。1秒ずれております。
ゼロ位置合わせを行って次は「弓環のバネ棒交換」
バネ棒が湾曲して隙間が出来るのでズレます。
弓環に異常はなくバネ棒交換のみで問題無いでしょう。
もう片方は湾曲しているものの、まだ使えます。ですが念のために交換しておきましょう。
バネ棒も交換して完了です。
次に「7T92-0DW0」電池交換です。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れは拭き取って。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
時間を合わせて、ゼロ位置合わせを行い電池交換完了です。
次にプレサージュ。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドにブレスバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。