SEIKO Chronograph 7T92-0CF0 ANA 電池交換メンテナンス
2018.5.13お預かりのSEIKO Chronograph 7T92-0CF0 ANA 電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。
竜頭の動きをチェックして。
このラグ部は外したら厄介そうですが洗浄が必要な程でもなく。
バックルの汚れもチェックしますが、この程度は拭き取りで綺麗になります。
ガラスの曇りが気になりますが、兎に角「ムーブメント取り出し」は必須でしょう。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。ムーブメントには湿気の痕跡も無く綺麗な状態です。
電池格納部をチェクします。
竜頭の裏側の汚れをチェックして。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
目盛リングがあるので洗浄が出来ません。これはガラスの内側は拭くしかありませんが
焼き付いた様な、曇りでも無く拭く程度で大丈夫でしょう。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。パッキンは若干、劣化が見られますが平パッキンで交換用の既製パーツを持っておりません。
ガラスの曇りもスッキリしたところで。
時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。