SEIKO Chronograph Dolce 7T39-6A30電池交換メンテナンス
2016.7.13お預かりのSEIKO Chronograph Dolce 7T39-6A30電池交換メンテナンスです。
2013年にもお預かりの腕時計。
竜頭とプッシュボタンの動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
バネ棒ですがサビがひどくて、外すのに苦労しましたが。これは後で交換します。
ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
2つの竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
目盛リングがあるので取り外し。
ケースの内側もチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ベルトごと洗浄で弓環の汚れも綺麗になりました。
バネ棒は交換します。
バネ棒は交換してもラグ部の穴側にバネ棒の先端が折れ込んでおり、除去します。
これは都合で修理センターさんに頼みですが、こちらで何とか除去することが出来ました。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。