SEIKO Chronograph Skyprofessional H023-0020 電池交換
2019.8.28お預かりのSEIKO Chronograph Skyprofessional H023-0020 電池交換です。
2017年にもお預かりの腕時計。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
バネ棒も外して弓環の汚れもチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
ベルトごと洗浄で弓環の汚れも綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。 発送のお連絡と同時に「上下が逆です!」と、メールが? 逆? 。お話しによると「竜頭部分が左で、上向き」らしく。たしかに1枚目の写真ではそうなっております。m(_ _)m
早速送り返して頂き。
戻って来ました。拝見して確かに 逆です。これでもプッシュボタンの位置は同じですから
普通にプッシュボタン操作で時間合わせを行いました。
当然、ブレスも逆に付けております。
ケースを下向ければ「ポロッ!と出て来ます」。ムーブメントの向きを入替計算尺の目盛リングの連動を確認し、プッシュボタンの動作確認。
ブレスの向きも入れ替えて発送ですが。ご迷惑お掛けしており申し訳ございませんでしたm(_ _)m
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。