SEIKO Chronograph Speedmaster 7A28-7100電池交換メンテナンス
2016.7.30お預かりのSEIKO Chronograph Speedmaster 7A28-7100電池交換メンテナンスです。
プッシュボタンの動きもチェックして。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが異常は無し。
これがムーブメントですが電池が入っていない。これは何処かで「不動ですから液漏れ防止のタメに電池を外しておきます」のパターン。
このムーブメントはメーカーはもう対応しません。こちらでも同じですが回路交換になればお手上げ。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。
裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。クロノグラフの針がピクピクしますが進まない。時計は全くの不動ですから修理センターさんに託します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
バンドを取り付け洗浄は完了で修理センターさんに。
2016.8.9修理センターさんより戻って来まして。やはり回路交換が必要ですが探したが持っている所がなく。中古品もあたって頂けましたが無しでしたので返却となります。
ご依頼が「洗浄付3.100円(不動でも支払う)」のご選択で、修理予算も付けて頂いたので、ここまで対応致しましたが。
こういうモデルで「不動は支払わない」では動作確認のみで洗浄は無し、即返却となります。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。