CREDOR K185930-5480 ガラスの取付

2018.9.11お預かりのCREDOR K185930-5480 ガラスの取付です。

5本届いたうちの1本。お申し込み時点で写真は無く、時計名と希望作業の羅列。
これでは具体的な作業が頭に浮かばず、受付出来るかどうかの判断が出来ません。
一応、お断りして「お任せ頂くコース」か「写真」でもあれば判断が出来るお伝えし。
いっそ「電池交換3本、出来れば洗浄も希望」とかの方が受けやすい。
基本、詳細な作業内容の記載や、ご希望事項が多いご依頼は
間違いの元なのでお断りする事に決めております。
お断りするご依頼の半分以上は、受付可能な物でしょうが、文字が多いと。
特に箇条書き事項が多いと、凄い神経質な人に感じるので、間違いなくお断りしております。
売上よりトラブル回避が優先です。

写真を撮っておけば作業が内容も一目で分かり作業が進みます。
CREDORCREDORベルト調整ボームメルシー

テープで留めるのは良いですが、革ベルトに被っては?剥がすときに革ベルトの塗料が剥がれる危険性があります。

革ベルトにDバックル。

ケースが金色の時計は「ガラス外れの前兆」に気がつきにくい。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

裏蓋の裏側ですが曇った痕跡が残ります。

ケースにも接着剤が残りますので綺麗に除去してから洗浄します。

ガラス側の接着剤も同じく。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

裏蓋の曇りの痕跡も綺麗になりました。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

バンドを取り付け、ガラス付けのみ完了です。

 

SEIKOの古いクォーツ時計ですから電池交換で動かない場合は「分解修理」となります。
その場合の費用は10.000円〜30.000円くらいの予算をご用意頂かないと
受付さえ出来ません。
また分解修理して動いたとしても、各所の部品の摩耗もあり
その後10年とかの使用には無理があります。
また問題は電子部品の不具合。これは部品ごとの交換しか対応法がありませんが
もう古い部品ですから存在しません。
存在しても、それは何十年も悔過した新品です。 よって分解修理で動いても、
その直後に「電子部品の不具合が出た場合は修理の費用が無駄になる」
そのリスクはご了解頂かないと後悔する事になります。
よって古いクォーツは「電池交換で動けば使える時まで使えばOK」と
割り切って使用される事をお勧めします。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可