SEIKO腕時計Dolce/18K/8N40-6080電池交換

Dolce/18K/8N40-6080

先日の笑い話で登場のドルチェ18金ウォッチです。一見では分かりませんが持ったら重い。

Dolce/18K/8N40-6080文字盤

さりげなくロゴが渋い。文字盤に「Gold」など野暮な事は書きません。雑貨ウォッチはやたらそういった事を文字盤に書きます。

Dolce/18K/8N40-6080裏蓋

裏蓋はシールが張ったまま。そろそろ剥がす時期ですね。当然糊が残りますが、後で磨きましょう。

裏蓋を開けると耐磁プレートが見えます。これは乗せてあるのみですから摘み出します。綺麗なムーブメントですね。

もちろん裏蓋も18金ですから重い。

先ずは竜頭を抜きます。竜頭にはオニキスがさりげなく。

綺麗な文字盤ですが、これは18金ではありません。革ベルトを外すとやはりラグ部はご覧の通り。

またケースにも小キズが付いて曇ったように見えます。これをバフ掛けしますと、この様にドロドロになってガラスにはバフのフエルト繊維が付着します。これをこのまま超音波洗浄機に放り込みます。

じゃぁ〜ん!如何ですか?ピッカピカ。裏側もピッカピカ。

ラグ部も磨いて。裏蓋も磨きます。

そしてムーブメントを戻して電池交換。 ハイ、出来上がり。新品仕上げです。これは18金ウォッチならでは。また18金メッキならここまで出来ます。普通のメッキではここまでには仕上がりません。

「2006年から開始の時計の洗浄の様子。そしてお申し込みフォームは”akiyose.com”で」

セイコー腕時計電池交換トップへ/2005年9月(記述)/2017.12.19修正