TAG HEUER F-1 RWK5001 電池交換
2025.2.6お預かりのTAG HEUER F-1 RWK5001 電池交換です。
竜頭の動きをチェックして。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
レターパック430なので梱包を薄くするためにバックルは外してあります。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
パッキンを外して劣化チェック。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。問題無く動き出しましたが翌日、止まっておりました。竜頭の操作で再度動き出しますが数時間で止まります。
止まっているときは必ず「秒針がこの位置」で止まっており。この位置で歯車の噛み上がりか何か起こっております。
今は今年、一番の大寒波が来ており余計に止まる条件が整っております。暖かくなれば解消されるかもしれませんが「要・分解修理」の状態である事に代わりはない。止まった時は竜頭操作か軽くトントンと衝撃を与えれば動き出しますので、このままだましだまし使う事をお勧めします。修理となるとRONDAムーブメントなので「ムーブメント交換」で数万円は掛かるでしょう。平行物の中古を買う方が安いかも知れません。平行物でもこちらで電池交換は可能ですからね。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)