今時の時計だから

本日、アップの「GRAN SEIKO」ですがメーカーで「ケース交換」
(スクリューバック式に交換)

しない場合はもう少し防水性能を考えて使用する必用があります。

4年前にメーカーでケース修理(腐食等の処理)をされてからも

”防水性能を考慮した使用方法に気をつける。”といった事が無かったようです。

外観の目立つ箇所が、錆びてこない限りユーザーには分かりません。

メーカー修理後、修理内容として「OH・ケース修理(腐食箇所の処理)・サビ落とし」等

書いてあってもお客様は「元に戻った・直った」としか思わないでしょう。

かといって、セイコーさんが「内部はこうですから、もっと防水性能を考量して扱って下さい」とか

まさか「現状の使い方ではダメです」とかは言えないでしょうし。

あくまで「時計を主役として間に置いて、時計が意思をもった個体」かのようなやり取りが浮かびます。

もっとも、これは時計に限った事で私らも普段、お医者さんに行くのと同じ。

「症状を中央に置いて」現状はこうですが、如何致しましょう。という話しになります。

これ「使い方が悪いからこうなってます。」とか「こんなひどい状態にしては困ります」とか

そんな事、言われるお医者さんには行きませんものね。(;^_^A

この「GRANDSEIKO」は私に言わせれば、正しい使い方は「スクリューバックでは無いので、汗をかく季節は外す・

取説には手洗いOKとあっても2年も使えば、手洗い時でも外す」くらいが、長持ちさせる秘訣でもあります。

それかメーカーさんの提案の様に「スクリューバック式に交換して使用の制限は考えない」かです。

 

これを乗用車に置き換えて考えてみます。

例えば私。毎日、車には乗ります。そして毎朝、車を拭くのは日課でもあり

「毎日、良くそこまで出来ますね。余程の車好き」とも言われますが。

では車に興味があるか?車は趣味か?拘っているか?全てノーです。

兎に角、ホコリが被った状態で乗るのが嫌いなだけです。でもキズは気にしません。

スーパーなどに行くと、良く当てキズを付けられておりますが気にしません。

自分で取れないものを気にしても仕方が無いし乗ったら見えませんし。

購入するときは中古ですがモータース屋さんになるべく程度の良い物で有る物から選びます。

そして頭の中では「まさか今時の車で、雨漏りする車は無いだろう」
(防水性能に気を使う車はないだろう)と思っております。

数年に一度、防水パッキンを交換なんて認識もありません。あるのは「今時の車だから」ですか。

話しは時計に戻って。時計に興味が無い方なら手洗いや汗にサラされる事は

普通の使用では当たり前の事です。

まして「10万円以上もする時計なら最低限の防水性能くらいは、備えてあるだろう」と

考える方が居ても不思議でも何でもありません。「今時の時計だから」ですか。

今、携帯電話が防水性能を備えだしております。

今までは「携帯には防水性能は無い」が常識。それが最近、防水性能を前面に押し出し。

誇大広告をうっておりますが、時計業界の昔を思い出します。

防水性能が付きだすと、これから携帯業界も時計と同じになるではないかと。

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