専門というか「のみ」の店
昨日から「修理受付は終了」で電池交換のみのけったいな時計屋が誕生した事になります。
店のウィンドウには「腕時計・修理・電池交換」とでかでかと書いてあるのに。(;^_^A
まぁ、バンド直しも修理には違いないですし。
そういえば2006年に実家に戻ってから昨年2010年6月に改装しました。
親父から引き継いだ時(2006年)は、10年は仕入れもしていない貴金属。
5年は仕入れしていない眼鏡や腕時計。とても販売店の体をなしておりませんでした。
やはり引き継ぐならせめて親が70歳までで理想は60歳まででしょう。
結果的には親父が83歳の時に引き継いだ訳ですが、完全手遅れ。
でもそれはそれで我が家の形。人間万事塞翁が馬ですか。
昨日、行った時計屋さんや何時ものモータース屋さんなど
親子で共に上手くまわっているいる姿は羨ましい限り。
昨年、改装時の写真ですが、まだ1年ですから劣化も少ない。
ホコリだらけの見苦しい貴金属や眼鏡は撤去。
それからというもの「指輪のサイズ直し」などは来店されても
「すみませんが現在、受付は終了しました」と言うしかありません。
(それも年に数件ではありますが)
次ぎには眼鏡も同じ運命に。そして今「修理受付」も。と書くと。
なんだか段々、寂れていってる様に見えても不思議ではありません。
でも、ある意味そのお陰でネット受付の態勢が充実してきております。
今は店も家庭内の事も動けるのは私一人の状態では店が忙しいと
成り立たなくなります。これがネットなら店と家と一人で回せる訳です。
言わばそのための改装であった訳で、ネットは片手間ではありません。
私、ネット事を話す比喩として良くする話しとして。
「もしネット上で焼き鳥屋が出来たら”ヒネ鳥専門店”が成り立つ」と言おります。
誰も信じてくれませんが。今の時代なら理解出来る人も多いでしょうか。
よって私としては「電池交換専門店」でも同じ理屈なんですが。成り立つかどうか。
「電池交換のみ店」となってこれからが正念場ですね。