クロノグラフで計測する?

毎日、大量のスパムメールがきますが「投資・競馬・出合い・アダルト」さまざま。
どれも見た者が「私も!!と飛びつくことを期待」が目的なのでしょうが

本日のスパムで「在宅で月に10万、稼ぐ!」ってのがあって。
私に取っては”そんな事、既にやってますって”と思って笑ってしまった(*^^)v

さて本題ですが「電池交換メンテナンス後の時計」ですが。
皆さん共通は「時計を触る」(特にクロノグラフは)。

確かに洗浄で驚くほど綺麗になるものも多く。
「1本、時計を買った気分」その気持ちは分かります。
まして、その昔悩んで買った1本、プレゼントの1本などは購入当時の思いが蘇り触って楽しむ事が多い様です。

普通の「中三針」(業界用語ですが、長針・短針・秒針の付いた普通の時計)は触る所もなく腕に着けて眺める程度だと思おります。

問題は「クロノグラフ」。
このクロノグラフ(ストップウォッチ付き)の腕時計ですが、針が一杯付いていたりでコックピットぽくて男性には人気があります。
ただ実際ストップウォッチを使う方が何人いるのか?
Cooの腕時計内でも解説しておりますが、腕時計のストップウォッチはデジタルでない限りは「補助機能」です。毎日、ストップウォッチ専門に使うと1年くらいで針の遊びが多くなって0位置も何もずれるでしょう。専用機能ではありません。

新品で買って数ヶ月、作動させる程度であとは触らないと思おります。
新品はそれで良いのですが電池交換メンテナンスで多いのは。
「電池交換難民」になって数年使わず放置した時計が多く送られて来ます。

その間に、金属疲労やサビが来ている場合も多いです。
それを電池交換メンテナンスから戻って来て、新品の時のようにクロノグラフを触る。
気持ちは分かりますが「クロノグラフをメンテナンスした訳では無い」のです。

「ストップウォッチを使わないなら時計機能のみで使っても良いのでは?」
そう思うのですが。
本日アップした「TAG HEUERクロノグラフ」これもそうですが私が思うに。
ストップウォッチを使わないとしたらプッシュボタンは接着剤固定。
それだったら「電池交換+洗浄3.000円コース」サービス範囲内で済みます。
3.000円でクロノグラフのメンテナンスまで求めは居られないとは思おりますが。

「折角綺麗になったのだから全てを正常な状態にしたい」という願望でしょうが、残念ながら「電池交換メンテナンスは外観を綺麗にするサービス」
「内部をメンテナンスするサービスではありません」

ただ電池交換メンテナンス後に「クロノグラフが正常じゃ無い!」と言われる方は意外に多く。「作業中に何かありましたか?」とまで言われた事も何度か。(v_v)

意外に使用年数って皆さん考慮しないもので。私も自分のパソコン・車・自転車などお店で「もう5年もお使いですから」とか言われてビックリすることは多い。


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