年賀状

新年明けましておめでとう御座おります。

今年、ブログ初更新であります。

毎年の正月は恒例のというか両親を積んでのドライブですが今年はもうお袋が居ない。

親父と二人ではドライブという気分にもならず。

また介護ヘルパーの方も来られるので何となく出掛けずらく

ダラダラと過ごしております。もう一つ正月といえば年賀状。

もう”年賀状は出さない”ときめて2年ですが、毎年10枚くらいしか来ません。

父は書かないと決めたのではなく、字が震えるので私と同じく

2年前から出す事を止めてしまいました。

よって毎年200枚は来る父でも今年は20枚ほどですか。

更に今年は喪中なので余計に少ないかと思えば毎年と同じ。

急なリフォームの連続と母の他界で保管場所が分からない事もあり

「賀状欠礼」のハガキも出していないので当然でもあります。

何故かお葬式にも参列した一番近い、叔父さんから父と私宛に2通もきているのには

「何でやねん!」と賀状にツッコミを入れてしまいましたが。

ある意味、父同様で年齢的にも配慮や気配りという意識が薄れてきいるのだろう。と

正月、一緒に食事をしましたが賀状のことに触れる気にはなりませんでした。

そんな中、お袋のお友達からも1通届きました。

昨年の正月、お袋は病院で越してますから賀状は出していない。

よって今年の賀状は最後に付け足したように「皆さんお元気ですか?」と

書いてありました。お袋の幼なじみであり私も小さい頃勉強を教えてもらった

塾の先生なので親しみもあり、何度も読み返しながら「知らさないのは酷か」と。

かといって「賀状欠礼ハガキ」のように事実だけ伝えるのも失礼になろう。そこで

正月から長い手紙を(といってもタイピングですが)書いて時間が過ぎました。

臨終に至までの、ここ5年くらいの経緯をA4用紙、2枚にしたため。

書いていて自身のこの5年が思い出され。テナントの撤退・毎週のドライブリハビリ。

店の改装、病院をかけずり回った日々が思い出され涙してしまいましたが

読まれる姿を想像するとポストに投函する手が何度も止まりました。

筆無精なので手紙など投函するのは20年は記憶に無いな・・・と。

もう母の事も忘れかけた頃に1枚の賀状により、思い起こすことになり。

「まだ成仏出来ていないのかな・・・」と感じた一日でした。

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