グランド SEIKOの無垢コマ

昨日の日曜はいつものアオノゴルフでプレーでした。
基本的に日曜はゴルフに決めておりますが昨日は暑さにバテた一日でした。
真夏のような日差しで、真夏と違うのは温度だけという感じの天気でした。
日焼けが気にならなくなった事は進歩でしたが。
今からバテて夏場にゴルフが出来るかが心配になって来ました。
今の自分には、まだゴルフの運動量はハードなのかも知れません。
今はプレー以外の練習が運動オーバーになっているようで。
「練習=疲れが貯まる」感じになっているのが辛いところ。
なにも焦ることは無いので、1年くらい掛けてアップしていきます。

と。この記事を書いていて持ち込まれたグランド・セイコーの「ブレス修理」

グランドですからステンレス無垢バンドでも重厚さが違おります。
ずっしり重く。ところが「バンドが千切れたので直してください」と。
”千切れた???無垢バンドが・・・?”って驚きでしたが。

構造は凸った部分の穴に写真のピンが通してあり。(このピンは固定されていない)

そのピンが抜けない様に両サイドからネジで蓋をした構造です。
バネ棒と同じで細いものでも「切断方向への力には強い」という構造を利用したものですが。

キャップであるネジが外れたなら、まだしも。

よほど強烈な力が掛かったのか無垢コマの中央が引っ張られて両サイドが湾曲。
ある意味、切断方向の力が如何に強いか分かる現象ですが。
この曲がったコマを戻すのは大変な力が要りますから「余りコマへの交換」で対応。
不思議なのは細いピンは曲がっていないのに、分厚い無垢の方が曲がっている。
もう少し太くて長いピンならこうはならなかったか?いや。
「ブレスが千切れるか、怪我を回避するか?」という判断の強度計算なのか。


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