ネットの扱い

最近「岩手県の県会議員さんのブログ」が叩かれているようですが。
それを見ていて久々にブログ書きをしております。
丁度、最近そんな事を考えたりすることが多く。書いて読んではダメか?
とか考えていたら更新は止まったままになってズルズルでしたので良い機会。

その県議会員さんの行動がどうこうはさておき。わたしら「ブログ持ち」としては。
「ブログ記事が叩かれる」という言葉にドキッ!とします。

今日も病院の待合でテレビをみていたら「県議会員だから問題」とか。
「公人だからダメ」とか意見もあるなか。
同じ事を書いても「何を書くか?」「誰が書くか?」「何時書くか?」によって
まったく世間の反応は変わってくるのだろうとも。

私も昔は結構、思うがまま書いておりましたが。書くことによって
叩かれる事もあり。少しづつ賢くなる事もあり、また反省することもあり。
人間まるくなっていくわけですが。
その経験から言えば「ブログの初心者」となると最初の目的は「更新」です。
しかも「毎日更新」とか目標を立てます。となると「ネタが要ります」。
最初は”他人が読んで心地良いこと”を選んでおりますが
残念ながら、キレイ事ばかりでは更新ネタが続かなくなります。

そういった所へ偶然、腹立たしい事があると格好のネタになる訳ですが。
書くとスッキリします。人にもよるでしょうが
「綺麗な記事を書いて自己満足に浸れるひと」
「書いて鬱憤をはらしてスッキリするひと」
どちらも読み手の気持ちは二の次です。^^;

でも普通のブロガーは「物書き(プロ)」ではありませんから、
そこまで読み手の気持ち優先で考えたら何も書けなくなるでしょう。

私は所詮「ブログ=日記」と思っておりますが、サイトも来年で10年を迎えます。
公人では無いものの「何を・何処まで書いて良い」という基準が分からなくなってきて
書くことが怖くなってきて最近更新をお休みしている所へ今回の騒ぎが。
この方が県議会議員さんで無ければ、そこらじゅうに転がっている内容です。

私の場合、営利目的のサイト運営10年で。今のアクセス数で。
公人ではないものの、書く内容に何処までの・どのような責任が掛かるのか?
「いや、難しく考える必要も無いのでは?」意外にゆうほど見ていないだろうし
、気にしてもいないだろう。とも考えたりします。

でもクレームも同じで、吹っ切れてリラックスして
笑顔の接客をしている時に限ってドカン!ときます。
その確率は1%にも満たない数ですが、一度トラウマが出来ると人間不信になり
すべての人が警戒対象になります。
市役所やスーパーなどで”融通の効かない堅苦しい対応”をされて
不愉快な経験をされた方は多いと思おります。
今回の県議会議員さんも、その例だと思おりますが。
私も長くスーパーに居た人間として「警戒心が先立つ接客」
(クレームに成ること前提の接客)は今だに抜けきりません。

サイト受付では「これでも電池交換を申し込むのですか?」と
ばかりに危険性を羅列しているお陰か、ほんとクレームは少ないですし。
お陰で「炎上」にまでに至った事はありません。

今、話題の県議会議員さん、いわゆるその「炎上」ですが。
それが素人であれ「ネットで情報を発信する怖さ」という事なのでしょう。
私がサイトを始めた2004年頃は、まだ「ネットは何でもあり」みたいな
ところが多々ありました。
それは「パソコンを触れる者しか見ない閉じた世界」だったからです。
今回のニュースを見ていてブログ・Twitter・Facebook。
ネットで情報を出す以上は誰しもが背負うリスクになりつつある。
それはテレビがニュース(ネタとして)で流すとなると
「ネットが公共電波の扱いに近づいていく怖さ」
つまりネットの特性は失われていきテレビと同じ運命を辿るのか。
私はそう感じるですが、それはサイト運営者だからでしょうか?。


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