Amazonの凄さ

2/15の記事でもAmazonの凄さに触れましたが。

また触れた気がしたので書いております。それは何かと言えば。
アマゾンで本を買って支払い方法を「コンビニ支払いに」。
そして横にコンビニがあるので機械を操作したら2時間後に「入金確認メール」が来たのです。

おそらく「それって、普通じゃん!」何も驚くことでは無いのでは?
勿論その通りでアマゾンでは当たり前の対応でしょう。

私の記憶では以前には、そういう事は無かったと思うのですが。
支払い方法が「カード決済」「代引」「コンビニ支払い」事がみそですが
つまり「即座に発送する事が大事」という姿勢ですか。
その姿勢の延長線上が前にも書いた”予測出荷”なのでしょう。

何が大事か?。言い換えれば「ネット通販で何が大事か?」という事だと思おります。
それはリアル店舗に近づく事です。それは何か?
つまり「現金と引き替えに商品を手にする」です。
こう書くと疑問に感じる方が多いとは思おりますが姿勢の話です。
つまり「待つ時間が長いほど不安になる」という事ですか。
リアルショップでもレジでお金を払って、奥に商品を取りに行って
30分店員が戻ってこなかったら?。それと同じと思おります。

私、オークションで生計を立てていた頃に頭にあったのも、その姿勢です。
2000年のオークションで夕方の3時の振込で「当日発送」 を実現しておりました。
5時に「振り込みました」 メールに確認も出来ないのに
クロネコヤマトの営業所に走って間に合わせていた頃が懐かしい。
夜も寝るギリギリまで「購入有りがとうメールの送信」に待機していた頃が懐かしい。
でも断念せざるを得なかったのは「私には眠っている時間があるからです」。
当時、オークション。いえネットショップでは翌日発送は当たり前。
今の楽天でも当日発送に対応出来るショップは稀です。
というか「そこまでしなくても」と必要性を感じていないのです。
感じない人の方が大半であるというのにアマゾンだけが必要性を感じて
「ドローン計画だ」「予測出荷」だと一人勝手に焦っている格好になります。

その「一人勝手に焦っている」姿が自分が入金確認も出来ていないの、
クロネコヤマトの営業所へ走った頃とオーバーラップし感動している訳ですが。
今、考えれば所詮一人で出来る事などしれているのに。でも
それが「ネット取引の基本になる」と思っているからです。

それは現在の電池交換メンテナンス受付にも繋がっているのですが。
「待たされる時間は短いほど良い」のです。だから
電池交換のみコースなら昼過ぎに到着した時計でも4時間後にはお客様に
「発送いたしました!掲載URLはこちらです」と案内している姿勢です。
残念ながら修理預かりでは、私の力で全てが賄えないので、その限りではありませんが。

2・3年前、今の倍くらいのご依頼が来ておりまして、その頃はお客様に
「一週間、お待ち頂くは普通」という時期がありました。
普通なら「これだけ依頼があれば安泰」と思うのでしょうが私的には。
「これだけ待たせていては廃れるのは時間の問題」と真剣に思っておりました。
幸か不幸か今は、電池交換メンテナンスでも翌日には発送出来る受付量で
ストレス無く仕事をしております。だから継続出来ているとも思っております。

私に「折角のサイトがあるのだから何故、販売しない?」と良く聞かれますが。
スピード感を維持するには在庫するしか無く「仕入れ資金」「スタッフ」「在庫のスペース」全てを揃える必然性がありますが、私にとって実現は難しいのです。

では「サイトで受けて、メーカーから(工場から)直送して貰えば?」とも言われますが
私的には当時の感覚からは「私以外は、私では無い」と言う事です。
(つまりスピード感を自分以外に求めるのは無理)
何一人勝手に焦っているんだ?という感覚は普通の事で私が異常なのです。
でもAmazonは、その異常を組織で実現しているのが凄い!

2・3年前に楽天のとあるショップで「自社倉庫を開設しました!」って大きく書いてあり。
それを見て私「普通の人は、それが 何か?」って思うのだろうな・・と思いました。
スピード感が必要である事は、ネットに関わっていると皆、普通に感じるらしいと。

私、買い物は楽天が殆どですが今や「振込の翌日到着」は普通になってきた様です。

今、ちまたの商売では「おもてなし」がはやり。全国的に「もてなす心が無い!」
という類いのクレームが横行していると聞きます。
リアル(人と人が接する世界)では当然に必要と思おります。
でもAmazonには「おもてなしの心」なんてありまん。
あの段ボールを開封すれば誰しもそう思うでしょう。
でも「スピード感」それが最大のおもてなしであり武器である思おります。
ネットでは感謝の気持ちを伝える事よりスピード感が大事。
銀行振り込みは何処までコンビニ決済のスピードに近づく事が出来るかが鍵でしょう。

2011年6月サーバ引越で過去データの引越が出来ず新設です。