お断りする基準

先日のブログでお断りする理由は「危険の可能性がある受付」と書きましたが。
言い換えれば「独断と偏見・得手不得手」とも言えます。
時計の構造や材質によって「兎に角、触りたくない類の時計」があります。

また過去に苦い経験をして損害が出た時計とか、苦い経験は無くても
今までに作業した経験からムーブメント取り出しで
「針が曲がる・指紋がつく・文字盤が汚れる・ベゼルにキズがつく・ホコリが入る」等々
何時そうなっても不思議ではない時計も多々ありました。
(お断り対象の時計でも電池交換のみ(洗浄なし)コースなら可能な場合もあります)
そういう時計は最近は断る事に決めております。

危険性と言っても私以外の人が触れば危険性は無い時計もあると思います。
自分の技術力と相談ですから、そこが独断と偏見・得手不得手というところです。
それは当然お客様には分からない内容ですが。

また危険性は時計だけには無く”申し込み方”にもあります”。
その方の性格と言う事も言えますが、お客様は難しい事になるという意識はありません。
でも、電池交換への認識不足と、作業過程の手順やタブー・限度など理解出来るはずも無く。
こちらでは経験から説明していたらキリが無いやり取りになる可能性を感じる。
そういうご依頼がありますが。そういう、ご依頼もお断りしております。

「こちらが心配している事」それは「弁償・返金が起こり得るか?」・
「ご依頼作業は問題無く出来ても、それによって後に不都合が出る場合」
です。
中にはお気を使って頂いて教員や警官ですと言われる方もありますが
「悪意を持った者では無いとうアピールと思います」。そういう事では無く
時計の作業工程を知らないが故に素朴な疑問。ご依頼が厄介なご依頼になっていたりします。
そうなると最終的に理解出来ない場合には「弁償・返金とかで対応するしか無く。」
(ご理解頂けていたら、弁償しなくても良かった例があるのです。)
そうなる「不安を私が感じた場合は、お断りしている」と思ってください。
いくら「良くある質問を了解」の選択頂いていてもお客様が「結果、泣き寝入り」
というのは避けたいのです。結構、費用が掛かっても請求していない事も多いのです。
3.000円の仕事で数万の損害が出るなら断ったほうが利益という発想もあり
損害が出ても、その金額を消化出来る程の利益は出ていない無いという事でもあります。
お客様にとっては「いくら苦情は言わないと決めて申し込まれていても」数千円振り込んで
「数ヶ月で止まれば」「その対応に1万円以上掛かれば」後味悪いと思います。

「現状、1割はお断りしておりますが、8割は何ら不安も無く受付しております。」

2011年6月サーバ引越で過去データの引越が出来ず新設です。