LEADERS 二夜連続大型ドラマ

2014.3.22と23日。トヨタ自動車創業の物語として放送されました。
昨日、録画をやっと見たところですが感動ものでした。
この「TOPIC 」の所をみるとDVD化も決定!とあり残すべきドラマであると思おります。
多くの人に感動を与えた事は間違いないでしょう。

私も一応商売人ですから、そういう目でみるので余計に力が入りました。
ああいうストーリー展開で感動する年代なのかも知れませんが。
若き頃は歴史小説・企業小説などの大を成し遂げた物語に、心が躍り。
夢を持って夢中に仕事に邁進していた頃が、恥ずかしながら思い出されます。
振り返れば必死だっただけで、戦略性も無く具体的な夢も無く。
自分の器加減もしらず。がむしゃらなだけの時代だった気もします。
今は、なるようになって落ち着いておりますが。

私の場合、30代で長く療養する事になり出世というものから縁が無くなりましたが。
でも、自身の人生の中で夢中になる時期があった事には満足している次第。
あの頃のがむしゃらさが廃業寸前の店を「オークション」から「Cooの腕時計」開設へと
導いいた気がします。「到底、無理であろうけど進むしか無かった」
自分にとってはそういう時代でした。

それも、そこまでで以後、頭打ち。というか欲が出ないというか。
わたしの同年代では、もっと大きな夢に向かって邁進中の人も多いです。
そういう人たちからは人生の落伍者のように言われますが反論も無く。
そういう価値観の人から見れば、当然の事です。
長く療養してからは価値観が「健康優先」になっております。
それから「自分とは何か?どの程度の器か?どの世界が向いているのか?」等々。
自分を見つめ直す良い機会にはなり、自分にとって適正な世界とは?
そういう事を再確認する機会を得た気がします。

表題の「LEADERS」を見て。主人公にはそんな猶予は無かったかと。
ある意味「そうなる立場に追い込まれる環境」というのも辛かっただろうと。
そういう負け犬根性は時代が許さなかったと思おりますが。
主人公を見ていて自分があの立場に立った場合「人が付いて来るか?」
自分を見つめ直す期間を経て、この歳になると客観的に見ている自分がありました。

それを踏まえても健康に、体力に先が自信が付いてきた今。
人生もう一度、がむしゃらに打ち込む何かがあっても。
そんな事を思い起こさせてくれたドラマでもありました。

自分の立場で考えると人を統率するシチュエーションは無いですから
自分一人か少人数でも出来る何かはないか?とか。では今の延長線では?
残念ながら時計関連では打ち込める仕事が浮かびません。こういう事は
自然に芽生えてくるもので探す物ではありませんね。
「今はのんびりしなさい」と天の声ですか。

2011年6月サーバ引越で過去データの引越が出来ず新設です。