オールド・クォーツ

お断り対象というと「オールド・クォーツ」「正常動作品」 「自分で触った」
ありますが、このなかでも”オールド・クォーツ”。

このサイトで受付を始めたのは2006年です。
その頃「オールド」というと発売から40年以上が経過した時計。
というおおまかなくくりでした。
あれから10年の歳月が流れ、新たにオールド・クォーツなっているものも多々あります。
オールド・クォーツの区切りが曖昧で、私の主観によるところが大ですが。

となると10年経過した今なら「50年以上前の年代の時計か?」。

ところが今は「発売から20年」以上の物がオールドです。不思議かもしれませんが。
それだけ素材や構造など1990年以前の物は長持ちする構造に出来ておりません。
値段も安かったですが。
(1980〜2015頃って子供が小遣いで時計を買う時代。昔々。
時計は給料数ヶ月分をはたいて買った時代、その頃の物と作りが同じである訳が無い。)

特にG-SHOCKは当時は革新的だった「ウレタンのバンド・ベゼル」
デザインの自由さが目新しかった訳ですが「加水分解」の問題があり長持ちしない。
電池の液漏れや、湿気の影響も受けやすく。

「オールド・クォーツ」って勝手に私がネーミングしておりますが。
決して「自分たちが若者だった頃、以前」という意味ではない。
時計につれて人間もオールドになっているという認識が必要ですね。