精神的な余裕(2015.5.18)

「精神的に余裕が無い」という言葉があります。
忙しいとき・自分の事だけで精一杯のとき・自分以外に振り回されている時。

様々な場面である訳ですが、自分も両親の介護中は正にその状態で。
あれから3年が経ち、いまでは平穏な日々を過ごしております。

本日、アップの「SEIKO SKY Professional電池交換メンテナンス」
本日「洗浄も行って発送」となりました。
前回のお預かりは2012年4月のお預かりで、精神的に余裕が無く
「洗浄作業はご勘弁を」と「洗浄なしコース」に変更させて頂いたのです。
2012年4月は丁度、母が亡くなって1年後であり。父が亡くなった月でした。

本日、3年振りにお預かりしてユックリ内部を見ると、実に簡単な構造。
何故、前回のお預かりでは出来なかったのか?
あの頃は、精神的に余裕が無く。触れば指先が滑ったり、余計な箇所に触れて
壊しそうな危険を感じ「この時計が複雑で厄介」と感じたものでした。

一つの時計を通じて、3年という年月の流れを、改めて感じた次第です。

昨日のゴルフでプレー中に見えた光景です。ゴルフコースの横にある的形海岸。
潮干狩り真っ盛り。
この澄んだ空を見たままに感じる事が出来る自分が嬉しかったですが。
少なくとも20代は、もっと余裕が無い毎日だった記憶が。

両親の最後の時期は、関わってくる人が敵に見えた時期で、終末の頃は介護関係者でさえ
「所詮、他人事かよって」感じで余裕を無くしてましたね・・。今では思い出ですが。