家の修理と解体

気がつけば今年もあと一ヶ月になっていたという感じです。
歳をとると月日の流れが速くなるというのを実感するこの頃。
今年も僅かになって、やっと落ち着いた感じですが。
「落ち着いた」というのも今まで家の雨漏り修理で建物が足場で覆われておりました。
親父が残してくれた家屋ですが、築44年目。雨漏りも当然の時期でしょうか。
足場が掛かると、閉じ込められた感覚で、何となく気が落ち着かない。

11月1日の店の写真ですが足場に覆われ開店休業状態。
工事の為に業者さんと調整もあり、何かと集中力に欠ける状態が続きます。
結局、足場が外れるまで一ヶ月を要しました。
タイトルは家の修理と「解体」ですが、解体の意味は。

一件の家を解体しておりまして。自宅の修理と同時進行になっていた訳です。
2月に亡くなった叔父さんの家ですが、距離にして10Kmほど。
その解体ですが150坪の敷地に家屋・ガレージ・納屋・離れ・池がある庭となると
解体の費用や日にちも相当なものになりました。
ただ土地は借地。
叔父さん亡き後であっても家賃と固定資産税は発生しますから
更地にしての土地の明け渡しが目的の解体になります。

解体に至るまでには「借地権付き物件」として借り手を探したり、
購入希望者を探したりしておりましたが希望者は無く。
家の行方が決まらないと、遺産分割協議さえがスタート出来ない。
しかも11名の協議でしたからスタートしてからが長い。
ところが家の処遇も決まらないでは、スタート地点にも立てず。
出口の見えないトンネルに入った様なもので気分が滅入ります。

私自身、何時までも仕事を置いて、この家の為に走り回っている訳にもいかず。
(現にこの1年、店を空けることが多く仕事に身が入っておりません)
仕事が「パソコンと時計いじり」である限り、頻繁の電話や人の出入りがあると
都度、集中力が切れて仕事になりません。
よって、早期解決を目指すためにも充分使える家屋を解体する事になりました。

この続きは後日