電池交換メンテナンス

電池交換メンテナンス
ご愛好の方々にはもう違和感も無い言葉かも知れません。当店での意味は
電池交換・・・・・・電池の入替
メンテナンス・・・・ブレスとケースの洗浄(分解修理では無い)
そういう意味で私が使い出した言葉です。

この「メンテナンス」の意味は”洗浄”で修理では無いのです。
たしかに”メンテナンス”という意味合いからは
「点検・手入れ・状態を正す」という意味合いと理解されても不思議では無い。
サイト内でも「チェックして。」なんて言葉を使うので
”不具合が起こりそうな箇所は修正”そう捉える方があるのか。
「メンテナンスまで頼んだのに、何故止まるの・止まるのですか?」
というご指摘が出始めております。

私が最近感じるお客様の感覚は
「メーカーと同じ作業でより安く、+ 洗浄までしてくれるお店」
この様にご理解されて、ご依頼される方が増えているように感じます。
現実は保証も無ければ、不具合箇所の修復もありません。
まして他店が断る時計。つまりは「その時計を触るのは難あり」と判断される時計です。
その時計を、動けばOKとして発送している現実と理由をご理解頂かないと。

最近、お断りするご依頼が多いですが、私の側にとっての問題は
※ 出来る作業内容と範囲・部品の入手についてご理解されているのか。
※ 後で私に出費が発生する要望を求めて来る。(その意識は無いと思われますが)
※ 作業を進めることで、状態によって追加費用が発生する。

この3点がご理解されてこそ、私が安心して受付することが可能です。
危険度の判断は、私が過去の経験から時計のモデルと年代と状態で判断します。
それが「お任せ致します・指示に従おります」というご依頼方法です。

それは店側の安全の話ばかりで「顧客の立場で安全が考慮されていない」そういう
方の為に今「お申し込みフォーム」時点で、危険を回避できないか考案中であります。