身延山・久遠寺団体参拝2

先日の「身延山・久遠寺団体参拝1」に続いて2話となります。

バス3台で参加者を拾いながら目指すは身延山・久遠寺。
私は今回の団参が2回目となります。
父がお寺嫌いでしたから、私もお寺に寄りつくことさえ無く知らなかった世界。
それが両親の他界のあと自然な流れで役人をするようになりました。
これも不思議な縁ですか。

それは、さておき先ずは愛知県は「蒲郡オレンジパーク」で昼食です。
120名で移動しているので団体で入れる店を移動していく感じです。

次に静岡県は「清水SA」。さすが静岡、YAMAHAの地元ですから
SAにバイクが置いてあるのには驚き。

午後4時30分、8時間を掛けて久遠寺到着。
お参りは翌日としてこの日は、宿坊に入る前に「日蓮聖人御廟所(お墓)」へ参ります。

ここでお坊さん数十人との読経があります。この奥に御廟所(お墓)があります。
この白いはっぴの様なものを行衣(ぎょうえ)と言おりますが。
その昔、ドライブで出かけた時にこういう団体をよく見たもので
当時は宗教団体の怪しい人達と思っておりました。(^_^;)

この背中の「朱印」ですが、こうやってお寺を巡る度に押してもらおります。
写真の手前の方などは背中が朱印で一杯ですが、年輩の方なら普通にこういう感じ。
私はまだ2つ押して有るのみですから、死出の旅に向かってこれから準備が始まります。

この行衣を人生の最後、棺桶に入るときに着せて貰って三途の川を渡ります。
そう言えば両親の時はこういう物が無いので、葬儀社が用意するものを着せた記憶が。

本堂のお参りは翌日で、この日は「清水坊」さんという宿坊へ。

食事は大広間で就寝は4人部屋。宿坊ですから目的は翌日の「朝のお勤め」。
4時起きですから、皆さん9時には就寝。

4時起きですが3時半には廊下で話し声が聞こえ起きてしまおります。
歩いて山を登って4時半の本堂前は、総本山のオーラたっぷり。
早朝は修行僧の方々のお姿を見ながら、5時からの朝のお勤めに一緒に参加します。

この日は偶然、4年に一度の行事と重なり全ての建物を巡っての、読経がありました。
読経が終わると次のお堂へ移動します。

長〜〜い廊下を渡って様々な行事をこなしていきます。凜とした空気感が良いですね・・・。

もうお日様が高くなった7時20分。やっと朝食になりますが写真正面の
一番奥の「法喜堂」というお堂で食事を頂くことに。

我々はこの玄関からでは無く、裏側の廊下を伝ってここへやってきました。

「食事の時、行衣は脱ぐ」という決まりなので皆さん脱いで朝食中。

これから120名で本堂の前での記念撮影をして、今回の旅の目的は終了。


iPhoneの画像ですが、この日は5月30日ながら30度を越え真夏日でした。

この後は門前町でお土産を買って帰ります。この通りも宿坊とお土産や。
日蓮宗一色のお山となっております。
勿論、何宗の方が泊まろうと問題はないですが泊まるからには朝のお勤めは是非!
というか、それが宿坊へ泊まる目的でもありますから。

このあとは静岡県の浜名湖は舘山寺温泉「ホテル九重」に向かおります。