G-SHOCKベゼル・カバーの扱い

「G-SHOCKのガラスの曇り取り」というご依頼があります。
今までなら「ガラスの曇り取り」希望というご依頼内容で申し込まれます。

これだけでも、オールド・クォーツではありませんが古いG-SHOCK。
触れば何が起こればお客様・店側両方にとって後味が悪くなります。
よって受けたくは無いご依頼です。
リスクと背中合わせの作業ですからトラブルになる可能性が高い時計です。
同意確認も頂いて申し込まれてる訳で、「任せます」と言われても迷う受付。

それを最近「ベゼル・カバーを温水で暖めてから装着」してください。
「先にプッシュボタンを外してから作業して」
「プッシュボタンと接触するレバーの取扱」等々
作業の注釈付きで依頼されてくる方が増えております。
ネットの何処かで情報交換されているものと思われますが。

「お断り・対象」となるご依頼です。

これ過去にもG-SHOCKに関しては、過去にも実際にあった事例で。
後から「作業方法の手順を説明して欲しい」「こうう事はしていないでしょうね?」等々、
クレームでは無いですが、不愉快になる事を聞いて食い下がられると嫌気が刺します。
それをわざわざ、先に指示してくる方の依頼を断るのは自然でしょう。
信用されて居ないのなら申し込むべきでは無いと思います。

おそらく店頭では同じ事を言われても、何気ない会話の一部でしょうが
メールで文章になるとトゲが立ちます。
またメールは「文章で残る」という性質上、後から「貴方が明記されている」という
具合にあとから指摘されます。そこから「出来ない・危険・弁償出来ない」は
ハッキリ言うっておく必要性を感じた次第。

店ではあり得ない様な事が、普通に起こるのがネットですが
年齢のせいか、そういう対応はもう疲れました。