電波時計の基準位置合わせ

2018年6月。
最近、「電波時計の基準位置合わせ」のご依頼が多いです。

持ち込まれた時の主訴は「時間が狂っているが竜頭で回せない」。
殆どの方がこれになります。
最近、地球のポールシフトや、電磁波の乱れが盛んに言われており
それが電波に影響しているのかどうかは分かりません。

対策としては「取説を見て、基準位置合わせ」。これを行うしかありません。

ただ取説を保管されている方は少なく「メーカーサイトの取説閲覧」
または「パソコンの様にフリーダイヤルの電話対応」を受けるしかないでしょう。

私も自分の店で売った物に対しては、私が操作しますが30分くらいは掛かります。
他店購入の方が持ち込まれても、これは修理では有りませんからサービスでしたが
最近、多いですし販売もしておらず、お断りしております。

原因としては「ソーラー電池の劣化もあり得ます。」
この場合でもメーカーで15.000円〜20.000円は掛かりますが。
お客様とメーカの間に入っても、小売店にメリットは無く。お客様から直接メーカーへ送って頂きます。

「基準位置合わせで直らない場合は最低、15.000円は必要」と言えば殆どの方が
持ち帰られますが。
クルマの「ハイブリッド」と同じで、7年以上も使って不具合が出ればそれなりの
出費が掛かるという事ですが、クルマと違って時計にそこまでの認識を頂ける方は少ない。

パソコンばかりの生活と、最近は若い頃と違って表情に豊かさが無くなっておりますから
接客というものがが億劫になっているのも原因ですが。