電池交換メンテナンスの営業

最近の事ですがリピータさまから「最近、更新が少ない様ですがまだ営業は
続けて頂けるのでしょうか」とか。
「お久しぶりです、ところでまだ営業はされておりますか?」という
お問い合わせが数件ありました。

回答
「まだまだ、営業は続きます!」廃業なども考えておりません。

ご心配をお掛けしており、申し訳ない限りです。
現状は健康を維持していれば「電池交換メンテナンス」の作業は継続していくでしょう。
「自分には時計しか能力がない」と言う事もあり簡単には廃業できません。
言い換えれば営業はしていても依頼が無い状態(廃業状態)はありえます。
ただ時計で最低限の生活費に足りない場合は他で補うことも私の仕事。

常連様から見れば「トップページの更新が減ったな」という感想と最近、
サイト内で「こういうご依頼はお断り対象」という言葉を使う所であると思われます。
売上的にはもう済んだ時計屋ですが、そうなってからもう20年です。
「家賃・人件費・借金」無しの典型的な街の個人商店です。
客が入っているの見た事ないけどなぜ、潰れないの?ってやつです。

電池交換メンテナンスの形態では大きな固定費も発生せず。
極論すれば蓄えもあるし時給で働いてでも食べてはいける。
勿論そう考えるには嫁さんの意見も汲んで話し合う事も必要ですが。
今、一番厄介なのはこの歳で”一旗揚げてやる!”って向上心の方でしょう。
時計だけで食べようとする意地の方が間違った方向に走りそうですね。

それと今の時代「電池交換は特殊な仕事」になり。
特殊だからと高技能・高収入にはならない現実。電池交換という作業に対する
お客様のご理解が必要で、普通の理解度を基準にすれば「全てがお断り対象」です。
つまりは”Welcom!”って集めるような事をしたらお客様に後悔させることに繋がります。
よって自然なニーズに任せるしかないのです。
サイトでは”同意”が出来るので受けられても店ではお断りするご依頼は多いです。
また逆に店では現物を見て状況把握が出来るので、店だからお預り可能な
時計があることも事実。

スマホの時代になることは分かっており、何時かは訪れる時期が来たなと。
こうなる備えとして5年ほどで「生活レベルを落としてきており」自身としては
予定通りであって、それによって廃業は回避しております。
また両親も送った事と年金まであと少しとなると、自身の今後の生活パターンも見え
意外に焦りもありません。

もう電池交換メンテナンスに明るい展望は見えず自分にとってリスクが高い無理な
ご要望(お客様には分からない)に応える事は無いでしょう。
お預かりする時や返送時に。「分かって頂いているだろう」とか
「余計な一言は嫌われるだけなので止めよう」と何度も試みましたが。
そういう時に限って後から「やはり嫌われても説明するべきだった」と後悔することが
頻繁に起こります。(嫌われごとを言う必要性がある様では何時までも続かないだろう)
そこがサイト内で「こういうご依頼はお断り対象」という言葉をよく使う原因でもあります。
最近までは受付可能であったにも関わらず”お断り”する事象も増えております。

借金をしてまで営業する気持ちもありませんが、自身の生活に対して
”現状をもって足ると知る”という事が継続の条件になっております。