不景気

昨日の「SEIKOの古い化粧箱」の続きですが以前から持ってはおりますが「こんな物売り始めたらオレも終わりだわ」と思って置いていた物を売るときが来たようです。
かといって1.000円程で値切られるならまとめて廃棄と思っておりましたが、ソコソコ売れております。ヤフオクでは3割が手数料ですがメルカリなら1割。
ただメルカリは出品直後でも、値切ってくるのは常識らしく不愉快極まりないので、値引きコールが続く商品は、自信のメンタルを落とさない為にも、私物も含め出品を削除して廃棄する事に決めております。

余程することが無くなった時にでも売るかな?と思っていたものを出して来ましたが、何せ60年くらいは経った物ですから汚れが凄い。売る前に割れていないかとか。チェックしていると手が真っ黒になります。化粧箱でも内部にスポンジが使われているものは、開けたらスポンジが乾燥して粉になって落ちます。

それにしても昨年末から世間の消費意欲が一気に落ち込んだ感じで。
昨年は時計屋さんも2件廃業されました。年齢的なもので体力の限界というパターンですから私の場合はまだ20年は生きて居ると思います。これだけは順番ですからね。こうなってくると収入よりも「健康の維持」が商売を続ける秘訣になってまいります。

今年になってからも、空きテナントが目立つようになってきました。
こう消費が落ち込むと家賃や借金があるとひとたまりもないでしょう。
テレビでは報じませんが世界の動きだけでは無く、国内をみても何が起こっているかを考えたら。この2・3年はどう考えても極端に悪くなる事はあっても良くなる要素など無いと思っております。ネット情報からはそういう、仕組みが作り上げられているのですから仕方がない。安倍さん踏ん張っておいでですが一人で蚊帳の外に置かれた感じで、幾ら頑張っても取り巻きが好き勝手に変な法律を通して、責任だけは押しつけらる感じで、ご心中お察し申し上げます。残すは国民一人一人からの声が上がるの待つしか無い状態にまで追い込まれているのが今の日本の現状でもあるかと。

今年の景気は、今まで辛うじて辛抱して耐えてきた個人商にとっては終止符を打つ決断材料になるでしょう。それを表すのが「メルカリの出品物」です。
今年になってから建築関係など。職人さんの工具類が大量に目立ちます。
「大工さん卒業」とか「職人の退職記念」などの文字も踊ります。
流石に私の場合は商売道具まで手放すには至って無いだけマシと感謝する次第。

当面は真面目に商売に取り組んでも収入は期待出来ないでしょうから、目先の現金収入になるものに専念ですか。小回りが利く環境さえ作っておけば、あとは健康でさえあれば何だって出来ますからね。しかし、この不景気2・3年は覚悟のうえですが、実際にどうなるかは誰にも分かりません。それどころか、年末には移民だらけの治安の悪い日本が間違いなくやってきます。しあkし、日本人であるかぎり逃げる場所はない訳で、異国人に対する備えが必要となります。