腕時計ベルト・バンド調整/グッチ800CのベルトGUCCI

腕時計ベルト調整グッチ8000M2004年7月(記述)

GUCCIグッチ/8000Mベルト調整です。
裏から見ても「↓」がありません。 この時計はこちら。

腕時計ベルト調整グッチ8000Mベルトサイド1腕時計ベルト調整グッチ8000Mベルトサイド2

両サイドのピンの頭を見ると、どちらも同じ形状ですからおそらくは「 Cリング」です。

腕時計ベルト調整グッチ8000Mベルトピン腕時計ベルト調整グッチ8000Mベルトピン拡大

ピンを抜いて見ると、この形状はCリング。抜いて見たら解りやすい。

腕時計ベルト調整グッチ8000Mバックル腕時計ベルト調整グッチ8000M作業

ところが「○位置」のピンを抜いてもベルトが外れません。
5連になった端のコマ(○のコマ)だけは、上に跳ね上げる事が出来ます。

腕時計ベルト調整グッチ8000M拡大腕時計ベルト調整グッチ8000Mパイプ

良く見ると「パイプ」が見えます。Cリングでは無いと思われますが
ピンセットで突いてみると簡単に出てきます。

腕時計ベルト調整グッチ8000Mパイプ拡大腕時計ベルト調整グッチ8000M取り外し

やはり「パイプ」ですね。これが”ピン”の役割もしています。
ベルト調整としては「Cリング式」ですが。Cリングパイプでは無く普通のパイプ留め。

腕時計ベルト調整グッチ8000Mベルト拡大腕時計ベルト調整グッチ8000M拡大
任意の個数を外して今度は、繋ぎます。まずは、この両サイドを跳ね上げます。


そして、繋ぐ部分と合わせてから。 まずは「パイプ」を通します。

腕時計ベルト調整グッチ8000M組み立て

キッチリ収めてから、跳ね上げた部分を下ろして。 Cリングピンを打ち込むのみです。
さすがブランド品は高いですがこうやってベルト一つとっても作りが丁寧です。
安い時計ではベルトに、これだけ凝った作りを施したものはありません。

2017.6.30修正