腕時計の修理の質問集/TAG HEUER200m分解掃除2

TAG HEUER200mの腕時計に水が入りました/2004年7月(記述)

TAG HEUER200m防水腕時計の裏蓋を開けた所です。
先ずはこのパーツを外します。乗せてあるのみですから摘むだけで外れます。
このパーツは腕時計の電池が振動などで浮かないようにする為に押さえる役目をします。
電池は測ってもまったくなし。しかし新品の電池に交換しても動かないです。

これだけ錆が浮いているのですから当然ですが。
これはもう「分解掃除」しかありません。
しかし、ここまで錆びるとメーカー送りすれば。
「分解掃除」「文字盤交換」「竜頭交換」「回路交換」「針交換」
万が一「地板交換」も必要なら¥60.000前後の修理代になると言われたそうです。

これが修理後ですが、文字盤は交換せずにそのまま。
文字盤の掃除のみでも結構綺麗です。裏蓋、ケースも磨かれております。

ベルトも洗浄されて、バネ棒も交換。ベルトの緩みも修正されて。
竜頭パイプも交換。これだけは交換しないと「200m防水」が確保出来なかったそうですから仕方が無いです。

交換部品。

バネ棒に竜頭パイプ。


電池に、歯車、裏蓋パッキン、竜頭パッキン、回路交換これに「分解掃除」もして¥36.000でした。

腕時計修理の質問集トップに戻る 2017.7.12修正