目覚ましの音色

2004年11月22日

昨日、閉店前に、25・6の若いお兄さんが入ってきます。何かアーティスト風?
「あの〜、¥3.000まで位で目覚ましが欲しいのですが音を聞かせて貰えますか?」

「ハイ、どうぞ。どういったのがお好みでしょうか?」

「お好みですか?って、言ってもわかるの?」

「はぁ?。あの〜電子音かベル音かどちらかを、お聞かせ頂きましたら・・・」

「ん〜、そうだねぇ、では先ずは電子音から聞かせてください」
と、まず一番手元の目覚ましを鳴らします。

「ん〜〜、パス!全然違います」???????

「では、これなどは?」

「ん〜、もうちょっと違ったのはないですか?」

延々と10個鳴らしていきました。しかも1個鳴らすたびに目覚ましに近づいたり、離れたり目覚ましの角度を変えたり。しかも、私のお店は展示品に電池は入れていませんから、やっかい。
(その理由はこの後で)
また当然、店にはアラーム音が交互になり続けるので、いつのまにやら数人のお客様が、じぃ〜〜っと、こちらを見ています。と言う事で結局、12個の目覚ましを鳴らします。次はベル音に・・・

「ダメだな!違うんだなぁ〜。ベル音ってどれですか?」
何かに拘りがあるのでしょうが、こちらだって他のお客様も居ますので。

「あの〜、すみませんが。他のお客さまもお待ちですから、ちょっと失礼します。電池をここに置いておきますのでご自由に鳴らしてみてください」

と、また目覚ましをカウンターに持ってきて並べて、1個1個、鳴らしては腕組みをしたり顔を斜に構えたりしながら音色を聞き分けています。他のお客様から見ても異様な光景らしく皆さん、¬_¬)こんな感じですか。(;^_^A

延々と30分。ベル音の2種類を交互に鳴らしながら。

 

「この2つの中間くらいの音色の物が無いですかねぇ〜」

ん〜、何か音に拘りがあるようですが・・・・電子音ならまだしも、ベル音目覚ましで。音への拘り・・・時計屋でそんな拘り追求されたって・・・

有るわけ無い!レッドかぁ〜〜〜ど!退場!

一気読み次は「吝嗇家」へ。

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