展示品の目覚ましに電池をいれていない理由

2004年11月22日

上記、目覚ましの接客でも書きましたが展示品に何故電池を入れないか?

それは、そう2年前の仕事をしていた、ある日曜日の事です。その日は朝から暇ぁ〜な日でゆっくりとパソコンに向かっていました。昼前ですが、 中学生の子供が10人くらでしょうか、クラブ活動の帰りなのかユニフォームでぞろぞろ入ってきます。
それもユニフォームばらばら。各部で何かの会合のあとか?わいわい言いながら目覚ましを触り出します。嫌な連中が来たぜ〜。こういった輩は厄介なのですわ。パソコンに集中が出来ません。

「おっちゃぁ〜〜ん! これ、鳴らしてもええかぁ〜?」
(だれが、おっちゃんじゃい!)

「鳴らしてもええけど、誰がおっちゃんやねん。ぷんぷん!」

「何?そのぷんぷんって?」

「ぷんぷんが、わからんのかい!怒ってるいうこっちゃ!」

「あ〜、そんな事言うてええのぉ〜。目覚まし買いに来たのにぃ〜〜!」

「ほんまかいな?。お前らいつも、そんな事ばっかり言うてるがな。帰れ帰れ。」

「あぁ〜、折角今日クラブの総会で各部室に目覚まし買って良いことになったのにぃ〜!」

「ほんまかいな!いらっしゃいませぇ〜。おぼっちゃま達!(*^^)ニコッ!

「げんきんな、おっさんやなぁ。まぁ今日は客やからこっちが強いでぇ〜」

「お前ら、中学生からそんな習慣もってたら、先が怖いわ!」

と。わいわい大騒ぎで「10個」お買いあげ。

「おっちゃん領収書-掛時計-にしといてよ。目覚まし買うたのバレたらやばいねん」

なんちゅう、ガキらや!ほんまに。と、

急に嵐が去った様な静けさが戻ります。その後は、またパソコンに集中していると、陳列している目覚ましが鳴り出します。さっき、触っていたからなぁ。誰か「ON」にしたままやったな、と目覚ましコーナーまで行って止めます。

その後、10分また違う目覚ましが鳴り出します。
(ほんとに、ガキんちょらめ。ちゃんと止めておけよなぁ。と思いながら)

それから、しばらくして・・また10分後になり出します・・・・ん!!
ひょっとして・・・・??
と。目覚ましコーナーに行って確認すると。なんと!!

 

 

20個の目覚ましが10分おきにセットされている!!

やられましたね(・・;)

その数日後・・・また連中がやってきて目覚ましを触り始めます。

ところがどれも電池は抜いてあります。こちらはニヤリと。

「ざまぁ〜〜みろだ!電池抜いてやったわ!」
軽くバトルを済ませて連中が引き上げながら、ぼそっと声が聞こえました。

 

「おっさん学習しよったで!」
それから、電池は入れない事で平和な売り場が戻ったとさ!

一気読み次は「目覚ましの音色」へ。

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