ファスナー直して!

2005年1月17日

17日「阪神淡路大震災」の10年目ということで。朝から「お客様も正午に黙とうを宜しくお願いします」と館内放送が頻繁に流れていました。そして正午「黙とう」の放送が流れて、お客様もボクも黙とうします。

そこへ近所のいつも行くクリーニング店のあばちゃんがやってきます。
「おにいさぁ〜ん、無理言うけどこれ直して。頼むわぁ」
「し〜!今、黙とう中!」
おばちゃんも慌てて黙とう・・・・

「で、何なの頼むって?」と出て来たのはジャンパー?

???「何ですかぁ?これ」

何でも聞くところによると、お客様から預かったジャンパーですが上がってきたらこの「ホック」の部品が洗濯中にバラバラになったらしく会社から説明しておいて欲しいと。

ところが会社はお客様の事は分からないですから無責任ですが、そうは行かないお客様ら悪しく
現場では困り果てていたので。

そうだ!こういった細かい事は時計屋のお兄さんに!となったそうですが・・見てみると。

この部分にスプリングを入れて

この金具を

ここに入れれば何とななりそうですが・・・確信はないですね。

「ん〜いつも無理言ってるし、何とかしますが・・・絶対なおる保証は出来ないけどやってみますわ。ただね〜、ここんとこずっと風邪引いて寒気してるので集中力無いから1日、あずからせてよ」

って事で、鼻水が落ちそうになりながら何とかなりました。

さて、目の前のビルですから夕方持って行くと。おばちゃん大喜び!
「うわ〜助かったわぁ〜!お礼何しよ!」\(^o^)/
「お礼なんていいよ。こちらもいつも無理言ってるし」
「そんな訳にはいかへんわ。請求して」
「請求って、そこまで大袈裟な修理でも無かったからいいって」

するとおばちゃん達。
「そうや、ほなその今、着ているシャツ脱ぎ。無料でクリーニングしておくわ」
「いいって、いいって」
「ええの、ええの気を使わんといてこちらは助かったし」

というと何と!いきなりボクのシャツを脱がし始めます。見事にネクタイを外されてしまって、まるで追い剥ぎにあったようなものです。(それよか、こっちは風邪引いて寒気が。。。{{{{(+_+)}}}})

「ハイ!ここに前に預かってるシャツのクリーニングも出来てるしこれに着換えて帰ったらええやん!」って。(それは薄手のシャツで寒いでんがなぁ〜!)

あばちゃん達に手を振って見送られて「ありがとねぇ〜!」
寒気してるのにあんな所で着換えさせられて。外へ出たときには。

 

 

ハァッ〜クシュ〜ン !寒気倍増{{{{(+_+)}}}}

恨みますわ、おばちゃ〜ん!

一気読み次は「機械音痴」へ。

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