電池切れが早い!

「2005年10月11日」 

先日、開店一番です。60代後半と思われるの男性が店に入ってきます。ラフな格好で背の低い小太りな普通のおっちゃんですね。ただ、入ってきた時からクレームであるのは直ぐに分かる表情で入ってきます。

「ちょっと!・・・これなんやけどな」と、婦人物の腕時計をカウンターに置きます。

「はい・・・止まっていますが電池交換でしょうか?」

「この腕時計な!半年前にココで電池交換したけど早、止まったんや!普通の腕時計はどれくらい持つんや。ココで換えたのは嘘やないで!ここに証拠を持って来たさかいな!」

と、レシートを丁寧に封筒から出して来ます。確かに当店のレシート、2005年4月で”電池交換と書いてあります。(別にレシートは無くても裏蓋を開けて、交換日の記載を見れば分かる事ですが。)

「レシート確認しましたので、ちょっと中を見て見ましょう」

「ちょっと待った!あんた疑ってるな、レシートもあるのに疑うのか!」

「はぁ、だから腕時計の中の記載で分かりますから」

「だいたいやな。半年で止まるっておかしいやろ。普通は2年は持つで!」延々と正当性の解説が続いています。もう必死の形相。裏蓋を開けて見ると確かに4月に交換されています。電圧を測ると正常値は1.55Vですが”0.75V".ムーブメントを見るとかなり中が湿気ていますから水に浸けた?。

「今、電圧を測りましたら減ってしまっていますねぇ〜」と、言うと、ここぞとばかりにまくし立てます。

「おいおい!減ってるどういうこっちゃぁ〜!」

「中を確認しますと湿気が入った痕跡がありますから、電池が放電したかも知れませんね」

「おいおい!水なんか入れた覚えはないぞ!」

「覚えがないって、これ奥様の腕時計では無いのですか?」(¬¬)

「そっ・・・そやから余計にそんな理屈が通るか!」

(必死の原因はそこですね。奥さんにタダで換えて来いって言われて来たかな?(v_v)

「まぁ、兎に角は動きませんから電池交換しておきま・・」遮ります!

「電池交換って”金”取る気かいな!」

そんなに必死にならなくても・・・(;^_^A

「電池は換えましたが、また4ヶ月で止まる場合はお申し出下さい。今回は特別に!電池の不良としておきますのでタダ!」このタダ!を強調しておかないと。(今の時代電池の不良なんて先ずありません)

「そっ・・・そうかタダかいな?そうか、水が入ったら仕方無いわな」急に声が小さくなっています。

水、入れた覚えは無い!って言っておきながら。
「水が入ったら仕方が無いわな」って・・・・

タダなら納得出来る理由らしい・・

一気読み次は「電池交換すぐ出来ます」へ。

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