電池交換すぐ出来ます
「2005年10月15日」
何処の時計屋さんでも表に「電池交換すぐ出来ます!」といった看板か旗がたっているものです。なかには「5分で出来ます!」とか書いてありますが、先日大阪に行った時です。大阪駅のすぐ東の阪急に渡る交差点の信号は「青になるまで○○秒」とカウントダウンします。それだけ関西人のセッカチさを象徴する信号機ですが。ある日大阪で「電池交換1分で出来ます!」って看板みました!出来るのか?
先日、50代の男性が電池交換に来店されます。
「これ電池換えてか」
時計を見ると18Kウォッチ。かなり高価。
「ハイ、わかりました。では10分程お時間頂けますか?」
「10分?すぐにしてくれ」
「いやぁ、これは18Kですしキズでも付けたら大変ですからお時間くださいよ」
と、言うと急に振り向いたかと思うと帰っていきます。そして店を出る時に”電池交換すぐ出来ます”の看板を指さして小さな声で。
「嘘の看板やったら下げとけ!」
と振り向きもせずに帰って行った・・・・唖然!
これ、別に直ぐに目の前でやっても良いのですが、こういった言葉に反応してはいけません。その昔の出来事で18Kウォッチを急かされてやったかと思うと”キズが付いた!”とクレームつけられた事があります。(既にキズだらけなのに)。こんなクレーム一度受けたらその後、電池交換なんて怖くて出来なくなりますね。
それに対応を間違うと諭吉さんが団体で旅支度を始めます。そして・・・
諭吉さん達は旅から帰ってきません!(v_v)
時計店としては”野口英世一人”と”福沢諭吉の団体”をトレードしますか?といった問題ですね。
何?ウチは樋口一葉ですって!・・・・どんな電池交換やねん?(-.-;)y-~~~
伊藤博文だって・・・歳がバレますよ(ノ°0°)ノ(°_°)
以前にも「あっぜ〜ん!」の話を紹介しましたが、こちらも唖然でした!
一気読み次は「全部鳴らして」へ。