急ぎます!
「2005年3月2日」
昨日、50代半ばくらいの奥さんが電池交換にやってきます。午後5時前。
「すません!電池交換して欲しいのですが3分で出来ます?」
「3分ですかぁ〜!物によっては出来ますが、時計は?」
「これなんですけど。54分の電車乗るからね」(時計は48分)
「あ〜、これなら出来そうですね。では早速!」
「54分に乗るからね。急いでね」
「・・・・・」こちらは喋ってる場合じゃない。
「ちょと荷物、置かせてね。そのあいだにトイレ行ってくるわ」
速攻の電池交換を終了させて、レジも打っておいてレシートも出しておきます。こんな時に限って1万円札出すのだろうなぁ、と待っております。
4時50分になります。早く来ないと間に合わないぞぉ〜!カウンターの上には買い物した紙バックと、ハンドバックが置いたまま。 時計の針はついに52分。もう間に合わないだろなぁ・・・と、時計を修理机の上に戻して待つことに。
猛ダッシュで奥さん走って来ます。こちらは「来た!」と思って時計とレシート持ってスタンバイ。
奥さん、自分の荷物だけ掴むと。
「あ〜、時間無いわぁ〜!」と出て行きます。
「あの〜!奥さん時計!!!」
「もう要らないわ!」と、走り去ってしまった・・・
「要らないって言われても困るのですが・・・」まぁ、近日中に取りに来るって事でしょう!
一気読み次は「寄り道」へ。