診察券
「2005年4月24日」
おばあちゃんがトボトボと店に入って来ます。
「あの〜、これ時計換えて」
「はぁ?時計を換えるのですか?」
「そう止まったんよ」
「って事は電池ですね?」
「ん、何でも良いから動くようにして」
あ〜、びっくりした。いきなり”時計換えて”って言われましても(;^_^A おばあちゃんの会話はバラバラな事が多いですが悪げは無いので有る意味面白いのですが・・・
「ところで兄ちゃん診察券忘れて来たけど良いかな?」
「はぁ!電池交換に診察券ですか・・・?」
「そう、ここに入れたはずやのに・・・無しでもええやろか」
(まぁ、入れ忘れに気が付いての”独り言”なのね。)
あ〜、びっくりした。 まぁ相づちを合わせておけば良いかと。
「それは困りましたねぇ、診察券無しでは診てくれないですよ」
「やっぱりねぇ、ほな出直して来るわ」
「ほんとやねぇ、確かお近くですよね?運動やと思って一度戻って下さおりますか」
「取って来たら電池代、安くなる?」
(☆。☆)会話、無茶苦茶!
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